特集コラム
Column
中古の壁掛けミラーをレザー調にひび割れさせる方法[リメイク塗装]
遠目で見て分かるようなキズ、日焼け、変色跡など・・・古くなった壁掛けミラーの木調フレームを
塗装でリメイクしてみたいと思います。
準備したものはこちらです。
・レザークラック ひび割れ模様
・レザークラックアンダーコート ナチュラルブラウン
・雑巾(ウエスや布の切れ端など)
・養生テープ
・新聞紙
・サンドペーパー#400
・手袋
その他、あると便利な道具です。
・ハサミやカッター
・ピンセット(など細くて硬い、養生テープ抑え用)
・LED-UVパテ
・竹串やクリップ
さっそく作っていきましょう。
フレームのクギ穴が気になります、こういった穴は塗料では埋まらないので、パテで穴埋めしていきます。
今回はLED-UVパテを使用しました。
LED-UVパテにはセット品の中にヘラが付いていますが、穴が小さいのでクリップなどで直接詰めていきます。
付属のLEDランプとシートにより乾燥を待たずに一瞬で硬化させることができます。
ただし一度に沢山乗せると固まらないことがあるので、2~3回に分けて埋めていきます。
中の鏡を外すことができなかったので、鏡が汚れないようテープで養生をしていきます。
養生をするサイズは約320×320mmでした。
全てをテープで覆うのは大変なので、中心部分は重ねた新聞紙で代用します。
塗装する前の下地調整に入ります。塗料をかける予定のフレームまわりをサンドペーパーでやすります。
削り取るのではなく、塗料が密着するよう表面を荒らす程度、足つけなんて言われます。
アンダーコートとひび割れ模様で各1回ずつ塗装をする必要があります。
先にアンダーコートを使うのですが、今回はナチュラルブラウン色を使いました。
よく振って、全体的に垂れない程度に塗っていき、塗料が乾くまで2時間程度乾燥させます。
いよいよ、ひび割れ模様がでるレザークラックを塗装します。
塗り重ねるとひび割れが出なくなることがあるので、塗っていく順番をイメージし、
一度塗り始めたら、手早く塗装していくようにします。
最後に、色が取れないようラッカークリヤー塗料で色抑えします。玄々化学工業のラッカーフラットがオススメです。
塗料が乾いたら、養生を剥がして完成です。
レザークラックアンダーコートは他にも3色あり、計4色から選ぶことができます。
塗料の色でイメージが変わりますので、お好みの色を選べます。
またレザークラック ひび割れ模様は下地の状態や塗り方一つでひび割れ模様が変わります。
全く同じ模様はない、天然のレザーのような仕上がりをぜひ一度つくってみてください。